歯周病について

歯周病とは、放置すると歯を失ってしまう、歯周病菌によって起こる歯肉と歯を支える骨の病気です。

一見問題なさそうに見えますが・・・	レントゲンで見ると歯を支える骨が溶けてしまい今にも歯が抜けそうです。右図の健康な人のレントゲンと比べてみてください。	健康な人のレントゲン

歯周病の原因菌を含むプラーク（細菌のかたまり）が歯と歯肉の間から浸入し、炎症がおこります。生活習慣（特に喫煙）によっては、歯周病を悪くさせるものもあります。

歯周病の原因

1．清掃不良→歯周病原因菌

プラーク

歯の表面に形成されたプラークには様々な細菌が存在します

歯石

プラークは歯にくっついてから時間が経つと歯石になります。歯ブラシでとることができません

2．喫煙

血行障害を起こし（歯肉が黒ずんでいるのがわかります）口の中の抵抗力が弱まります　歯周病の喫煙者は禁煙しないと歯周病の直りが悪いと言われています

3．歯ぎしり、くいしばり

無意識のうち（特に睡眠時）過大な力が加わることで歯を支える骨に負担がかかります。

4．その他のリスクファクター

糖尿病、ストレス、片寄った食生活、薬剤服用なども歯周病の進行を促進します。

歯周病かどうかを調べるには

様々な検査を行って、1本1本の歯の歯周病の状態を調べます

歯周ポケット検査

プローブという先が丸くなった細い器具を使って歯肉の中の状態を調べます

歯の動揺度検査

レントゲン検査

直接目で見えない部分を調べることができます
歯を支えている骨の状態や歯石が付いているかどうかなどを確認することができます

直接目で見えない部分を調べることができます

歯を支えている骨の状態や歯石が付いているかどうかなどを確認することができます

歯周病について