審美歯科
審美歯科(しんびしか)とは
審美歯科(しんびしか)とは、美しさに焦点を当てた総合的な歯科医療分野のことです。
歯には機能的な側面と、審美的な側面があり、ともに健康に関しては重要な要素です。
しかしながら、健康保険制度での治療は機能的な歯科治療に偏重しがちであり、審美歯科的な治療を行うには限界があります。
日本歯科審美学会では歯科審美学を次のように定義しています。「歯科審美学とは、顎口腔における形態美・色彩美・機能美の調和を図り、人々の幸福に貢献する歯科医療のための教育および学習に関する学問体系である。」
審美歯科の具体的内容は、歯列矯正、ホワイトニング、オールセラミック、その他特殊材質による人工歯などがあります。
ホワイトニングの例
左図(上が術前、右が術後)は当院でのホワイトニングの例(50代男性)です。
ラミネートべニアの症例
術前 | 術後 |
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ラミネートべニア 薄いセラミック |
審美歯科の種類について
メタルボンド冠
金属の補強の上にセラミックを焼きつけた被せもの
オールセラミック冠
金属を使用せず、ジルコニアで補強したもの。被せもの自体の強度を確保するためにメタルボンドよりも歯の削除量が多くなる。メタルボンドより高額である。
前歯の例
臼歯の例
健康保険を利用した例
部分被覆例
左がセレックというセラミック、右が健康保険例